「年金だけで、本当にやっていけるのだろうか」
そんな不安を感じながらも、一歩を踏み出せずにいる方は多いと思います。
「今から新しいことなんて」「自分には特別なスキルもない」
そう感じて、なかなか一歩を踏み出せないんですよね。
実は、私も同じでした。50歳ごろから、ブログで副業を始めましたが、収益は最高で月5万円ほど。
当然 AI などありませんから、1本の記事に、何日もかかることもありました。
今は、調べものや文章の下書きをAIに手伝ってもらえます。本当に面白い時代になりましたね。
AI を使えば、60代でも十分稼ぐことができて、老後資金を増やすことができます。
この記事では、あなたが長年積み重ねてきた経験を生かして、AIの力を借りて稼ぐ方法をお伝えします。
60代の強みは「AIの答えを見抜く経験」
AIはとても便利ですが、答えにはときどきまちがいがまじります。
もっともらしい顔をして、ちがうことを言うこともあります。
ここで生きるのが、長年の経験です。
60代の技術者500人を対象にした調査では、80.4%が「技術者としての経験はAI活用に役立つ」と答えました。
役立つ点で最も多かったのは、「AIの答えが正しいかどうかの判断」(59.8%)です。
(出典:株式会社マイスター60の調査、2025年9月発表)
AIが下書きをして、人が経験で仕上げる。
これが、60代がAI副業で力を発揮できる形です。
60代におすすめの副業4つ
大きなお金をかけずに始められて、60代の経験が生きる副業を4つ紹介します。
| 副業 | どうやって稼ぐか | 向いている人 |
|---|---|---|
| クラウドソーシング | ネットで仕事を受けて納品し、報酬をもらう | まず「稼ぐ体験」をしてみたい人 |
| note | 自分の経験を記事にして売る | 人に伝えたい経験や趣味がある人 |
| ブログ | 広告や紹介した商品の売上から収入を得る | 書くことが好きで、長く続けたい人 |
| YouTube | 動画につく広告などから収入を得る | 話すことや、撮ることが好きな人 |
クラウドソーシング:「会社以外で稼ぐ」を体験する
記事作成、文字起こし、画像作成、スキル販売など、AIを使ってできる仕事があります。
いちばんの価値は、会社以外で、自分の力でお金を稼ぐ体験ができることです。
たとえ数百円でも、「自分の経験にお金を払ってくれる人がいる」と実感できると、副業への気持ちががらりと変わります。
note:自分の経験を「商品」にする
無料で始められ、自分の経験がそのまま商品になります。
すごい実績は必要ありません。
「体重80kgから60kgに落とした」のような、少し先を行く先輩の経験こそ、初心者には役に立ちます。
ブログ:一次情報を発信する場所
AIの時代だからこそ、自分の経験や新しく試したことを伝える「一次情報」には価値があります。
私も、芸能ネタのブログで失敗したあと、本業の機械設計の技術ブログを始めました。
古くなりにくい内容なので、今も長く読まれる資産になっています。
ブログは古臭い、という意見もありますが、自分だけの経験をもとに書いた情報は、AIでは作れない貴重な情報なので、今、とても注目されているんです。
YouTube:まずは趣味から
ペットの動画をアップするような趣味なら、スマホ1台で今日から始められます。
ただし、広告の収益を受け取るには、チャンネル登録者1,000人以上などの条件があります。
収益を上げるにはいろいろな工夫が必要ですが、まずは簡単なものから始め、アクセスが集まるのはどんなジャンルなのかなど学んでいけばいいと思います。
最初から全部やる必要はありません。
私のおすすめは、まずクラウドソーシングで「稼ぐ体験」をすること。
そこから、noteやブログ、YouTubeに広げていく順番です。
気になったものを1つだけ選ぶところから始めましょう。
始める前に知っておきたい3つのこと
1. 手数料で、報酬の15〜22%ほどが引かれる
クラウドソーシングなどで仕事を受けると、報酬から手数料が引かれます。
サービスによりますが、15〜22%ほどです(2026年10月時点の各社公式情報より)。
「いくら稼げるか」より、「いくら手元に残るか」で考えることが大切です。
2. 「20万円以下なら何もしなくていい」わけではない
会社員の方は、副業の所得(売上から経費を引いた金額)が年間20万円を超えると、所得税の確定申告が必要です。
そして、20万円以下でも、住民税の申告は必要です。
(出典:国税庁 タックスアンサーNo.1900、さいたま市。2026年10月時点)
年金を受け取っている方や、退職して国民健康保険に入っている方にも、それぞれ気をつけたい点があります。
3. 高額な「AI講座」のトラブルが増えている
国民生活センターによると、「AI講座」などのビジネス講座の相談が増えています。
2020年度の1,169件から、2025年度には3,551件と、約3倍になりました。
(出典:国民生活センター「ビジネス講座のトラブルにご注意」2026年9月16日)
SNSの広告からLINEに誘われ、Web会議で高額な契約をすすめられる、という流れが多いようです。
何かをすすめられたら、その場で契約しないこと。
困ったときは、消費者ホットライン「188」に相談できます。
今日からできる、最初の一歩
最後に、今日できることを1つだけお伝えします。
無料版のAI(ChatGPTやGeminiなど)を開いて、こう打ちこんでみてください。
「私は60代で、AIを使うのは初めてです。やさしく教えてください」
最初の私も、AIを「Googleで検索するような感覚」でしか使っていませんでした。
けれど、いろいろ頼んでみるうちに、「こんなこともできるのか」と使い道が広がっていきました。
まずは、AIと話してみることから始めてみてください。
まとめ
- 60代のAI利用は1年で約2倍。今から始めても出遅れではありません
- 60代の強みは経験。AIが下書きをして、あなたが経験で仕上げるのが基本です
- まずは「会社以外で稼ぐ」体験から。4つの副業から1つ選んで始めましょう
- 手数料やお金のルールを知り、高額な講座には気をつけましょう
AIのおかげで、形にするまでの時間はずいぶん短くなりました。
でも、中身を決めるのは、いまも自分の経験と考えです。
一緒に、無理なく楽しく始めていきましょう。
さらにくわしく知りたい方へ
この記事の内容を、もっとくわしくまとめたnoteを書きました。
「AIが下書き、あなたが仕上げる。60代の経験を生かすAI副業」
noteでは、次のようなことを具体的にお伝えしています。
- AIの基本と、副業で役立てる具体的な使い方
- クラウドソーシング・note・ブログ・YouTubeの始め方を、1手順ずつ
- プロフィールや応募文の例、noteの販売設定、ブログの収益化の方法
- 手数料を引いたあとの「手取り」の計算と、確定申告・年金・保険料のルール
- 私が30万円のコミュニティに入って学んだことと、高額な講座や副業詐欺を見分けるチェックリスト
ご興味のある方は、こちらからご覧ください。

